yori cafe

親はほっと、子はわくわくする西宮の親子カフェ

Next Stage vol.3

新しい形をつくるなら
そろそろ一回まとまって時間をとらねば
と考えていた今年のはじめ。

ただご予約ラッシュでタイミングを
とりかねておりました。

f:id:yori-cafe:20190711145027j:plain

そんな中での常連ママさんの送別会。
当初から本当によくお越しいただいた皆さん。
会途中、ふと男の子がクシャと紙を握りしめ
厨房の店主に手渡してくれました。

「ゴミ拾ってきてくれたんやね。
 ここに捨てとくね。ありがとう。」

コクと頷き、キッズスペースに戻っていきました。
カフェではいつものよくある光景。
会も終盤となった頃、ママが近づいてきて

「ヨリさん、実はさっき渡した紙は
 この子がヨリさんに一生懸命書いた手紙で・・」

分からなかったとはいえ
何ということをしてしまったのでしょう。
子どものため、親子のためにという思いで
活動を続けてきましたが
活動をする資格さえもないと反省しました。

小さな子どもたちは
いま、ココにある時間の中を
言語より感性を主として生きています。

子どもたちと向き合う者として
その姿勢、その感性が
鈍ってきている気がしました。
店も店主も変わらねば。

f:id:yori-cafe:20190711144553j:plain

ちょうど一ヶ月先の4月下旬より
予約がストップしているのを確認し
しばしお休みすることとなったのです。
この手紙は今も大事に厨房横に。

『手紙』

つづく・・・