Next Stage vol.3
新しい形をつくるなら
そろそろ一回まとまって時間をとらねば
と考えていた今年のはじめ。
ただご予約ラッシュでタイミングを
とりかねておりました。
そんな中での常連ママさんの送別会。
当初から本当によくお越しいただいた皆さん。
会途中、ふと男の子がクシャと紙を握りしめ
厨房の店主に手渡してくれました。
「ゴミ拾ってきてくれたんやね。
ここに捨てとくね。ありがとう。」
コクと頷き、キッズスペースに戻っていきました。
カフェではいつものよくある光景。
会も終盤となった頃、ママが近づいてきて
「ヨリさん、実はさっき渡した紙は
この子がヨリさんに一生懸命書いた手紙で・・」
分からなかったとはいえ
何ということをしてしまったのでしょう。
子どものため、親子のためにという思いで
活動を続けてきましたが
活動をする資格さえもないと反省しました。
小さな子どもたちは
いま、ココにある時間の中を
言語より感性を主として生きています。
子どもたちと向き合う者として
その姿勢、その感性が
鈍ってきている気がしました。
店も店主も変わらねば。
ちょうど一ヶ月先の4月下旬より
予約がストップしているのを確認し
しばしお休みすることとなったのです。
この手紙は今も大事に厨房横に。
『手紙』
つづく・・・