yori cafe

親はほっと、子はわくわくする西宮の親子カフェ

芽でたいこと

とうとう出ました、芽が。
店内が多くの緑色を失ってから
どれほどこの日を待ちわびたことでしょう。

「ひとまず春を待ちましょう。」
と花屋さんから励ましをいただいたものの
一向にその気配を見せませんでした。
あきらめかけていた矢先の出来事。

スマホでは完全にぼけてますが
記念すべき今年の新芽第一号です!!

f:id:yori-cafe:20160525010634j:plain

もう一つのエバーフレッシュくんも
この勢いで復活してくれるといいのですが
このままでは月末にゴムの木に入替えとなりそうです。

 

カフェ+

先週は、、、。
木曜日
子育てのちょっとした相談を受けました。
金曜日
お出掛けのちょっとした情報を提供しました。
土曜日
店内の二人の幼児といっぱい遊びました。

自身の力不足も強く感じた3日間でしたが
ゆっくりとした時間が流れる店内で
「それとなく相談できる」
「それとなく必要な情報が得られる」
「それとなく新たな遊びに出会える」
そんなカフェ+(プラス)に向けての
ヒントを少し得ることができた気がします。

5/24~31のメニュー

■週替わりプレート(5/24-31)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと豪華に「スペアリブプレート」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
スペアリブの甘辛煮・マッシュポテト
ほうれん草ときのこのソテー・サラダ
** 950円(kidsサイズ/750円) **

f:id:yori-cafe:20151128173617j:plain


■週替わりライス(5/24-31)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイ屋台の定番料理「ガパオライス」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
鶏ミンチ・パプリカ・バジルなどを
ナンプラーオイスターソースで炒め
半熟卵と共にライスに盛った一品
** 950円 **

f:id:yori-cafe:20151031204603j:plain


■その他
ホットドッグプレート(950円)やおうどんは
常設メニューとして引き続きございます。
※上記はすべてソフトドリンク付き(またはアイスクリーム)
※上記ランチの追加メニューとして
 お連れのお子様用に野菜たっぷりの
 おうどんもご用意しています。
(400円で半玉、550円で1玉、750で1玉とドリンク)

support と help

ちょうど先週の某テレビ番組で思い出したので
「はじめての」繋がりでいきます。

店主がこの時期に思い出すのは
息子たちの「はじめてのおつかい」。
長男が4年前、次男が昨年の春に
おつかいデビューを果たしました。
特に次男は(店主が歳計算を間違い)
長男より一年早い3歳の若さでの挑戦。

普段の甘えたもシャイさも何処へやら
その時マイブームだった『ブタ麺』を
店の冷凍ケースを踏み台によじ登り
その小さな手で二つを抱きかかえ
意気揚々と帰ってきた強者です。

ビデオ片手に影から見守っていた店主は
その小さく大きな後ろ姿にただただ感動。
あの時見た自信に満ちた『どや顔』は
一生忘れることはないでしょう。

f:id:yori-cafe:20160517212635j:plain

「support」と「help」

前者を「子どもができると信じ、見守る。」
後者を「相手ができないと思い、代わりにやる。」
とするならば
この時はドキドキ×ハラハラを押し殺し
「support」に徹した時間に違いありません。

ついつい「help」しがちな日々ですが
そんな一年前を思い返しながら、、、
これからは子どもたちを
「support」できる親でありたい
「support」し成長できる機会をつくりたい
そう強く思うのでした。

挑戦の機会を見逃さないコト。
ちょっとだけ背中を押すコト。
主人公が歩み出したら
それを全力でsupportするコト。
それらが子どもを大きくする。

■たまたま残っていた長男の記録がコチラ↓
(筆不精の店主がはじめて褒められた一作)

yoricafe.hatenablog.jp

 

はじめてのおつかい

その瞬間は突然やってきた。
「今から一人でおつかいに行く。」
ただただ自分の耳を疑うばかり。


【はじまり】
外では私の足にくっついて行動する我が家の長男(4歳)だが、夕方の忙しい時期に突然買い物に行くと言い出した。だが前みたいにエレベーターでまたギブアップになる可能性が高い。いずれにせよ、子どもの純粋な夢は最大限叶えてあげたい。そう言えば、「育休中にやりたい50の事」にも入っていたはずだ。人員が私一人であるのは、かなりの不安材料であるが、このチャンスを逃せないと思い、急遽身支度をする。息子は意気揚々とリュックを背負い、財布とお金を求めてきた。納豆とキウイを依頼し、自分の好きな物も買っていいと伝えて千円を手渡す。その後、第一関門のエレベーターは、意外とあっさり乗り、ボタンを押してクリア。いつもとは違う様子に少し焦りが出てくる。ここからノンストップの「はじめてのおつかい」が始まった。

【私のミッション】
「決して見つかってはならない」でも「安全第一」が、私のミッション。某テレビ局の企画では、10数名のスタッフがつくが、私は撮影も安全管理も一人でしなければならない。レクリエーション団体職員の腕が試される時がきた。まずはエレベーターに追いつくべく、6階の階段を猛ダッシュで駆け降りる。しかしもう既に彼の姿はなく、マンション前を見渡してもいない。いきなり迷子か、、。焦って最初の角まで走ると、なぜか建物裏の自転車置き場から彼が現れ、いきなり追跡がバレてしまった。「どうしても下まで見送りたくて・・」という嘘で切り抜け、一旦仕切り直すことに。そこからは、一区画ごとに裏道を全力疾走し、先回りでビデオ撮影を試みる。目的地のアクタまで徒歩10分の距離、全5区画の長旅となった。角でビデオカメラを掲げると、どうしても変質者扱いの目で見られるが、もうそんな事を言っている場合でもない。何とか遠方からビデオに収め、とうとう順調に目的地のアクタ前の信号まで辿り着いた。どうやら余裕にも「桃太郎」を歌ってやって来たようだ。そして最後の難関である信号に先回りするため、薬局を回り、恐る恐る覗き見る。不幸にも彼は道を間違い薬局の方に。私と二度目の遭遇をすることとなった。「お父さん、何してるの?」の一言。今度こそは逃れられない。ダメ元で「お母さんが、もう一つ果物を買い忘れたので、、」と言うと、「あっそう。」と納得し去ってしまった。救われた命を大切に、木陰から信号待ちの姿を収める。やっと信号が「青」になったものの、一向に動く気配がない。どうやら左折車が行き去るのを延々と待っているようである。何とか「赤」になる直前に、左折車の列もなくなり、猛ダッシュでアクタへと辿りついた。過去の言動を考えると、ここに辿り着いたのは奇跡としか言いようがない。

【最終ステージ】
感動に浸っていると、すぐに姿を見失い再度焦る。走って追いかけると、どうやら店内の果物売り場まで行けたようだ。ただ「りんご」も「バナナ」も、そして「キウイ」も通り過ぎ、グルグルと売り場を回るだけ。迷子か、それとも心が折れたのか、、。その後も5分程グルグル回り、突如ふいをついて、私が隠れるサランラップ売り場に入ってくる。3度目は死んでも見つかれないと思い、左へ右へと身を隠し、小さい体で必死に頑張る彼を見守り続けた。ただ一向に目的物を見つけることができず、その目には涙が浮かび始める。やむを得ず、かなり忙しそうな店員さんに、何とか協力を乞うことにした。かなりの親バカであるが、今回だけは何とか成功に結びつけたい。店員さんもこちらの緊迫感を読み取ったのか、仕事を置き、一目散で息子の元に向かってくれた。ただ時既に遅く、売り場中央で彼は大号泣。店員さんが質問しても、「母親と来たかった」というよく分からない言葉の一点張り。これ以上は迷惑をかけられないということで、私が3度目の登場をすることに。「お母さんが、もう一つ忘れ物をしてたので」という、もうどうでもいい嘘を一応つきながら、泣きじゃくる息子を抱きかかえ、何度も褒め称えたのでした。

【おわりに】
子どもの成長は何とも早いものです。時として、親の知らぬ間に、親の想像を遥かに超える急激な成長をしていることもあります。一方、やりたい気持ち、挑戦の気持ちは、今回のように突然やってきます。親としては、日々の成長、突如くる急激な成長をしっかり見守りながら、その成長に応じた「挑戦の機会」を見逃さないようにしたいと思いました。

(2012.4.29の記録より)

f:id:yori-cafe:20160517212635j:plain

■そして次男版2015がコチラ ↓

yoricafe.hatenablog.jp

 

はじめての田植え

快晴の下、28名の「はじめての田植え」は
無事その幕を閉じることとなりました。

苗を植えた分だけ
汗をかいた分だけ
泥だらけになった分だけ
自然の中に身を包まれた分だけ
それらの時間を皆で分かち合った分だけ
終えた後の『おむすび』が
格別の味になったことは言うまでもありません。

f:id:yori-cafe:20160516164134j:plain

f:id:yori-cafe:20160516164242j:plain

自分の手で苗を植える体験
泥だらけになる体験
泥の横で泣きじゃくる体験
泥の上で笑いあう体験
無心でかけ回る体験
考えるより感じる体験
うまいもんを純粋にうまいと思える体験

f:id:yori-cafe:20160516164607j:plain

一つ一つが子どもたちに何を与えたかは
今は正直分かりません。
ただ、おそらく、、
泥の感触や、おむすびの味
何となくおもろかったなぁという感覚は
これからも何となく覚えているんじゃないかと
そんな気がしています。

苗が太陽の光や田の栄養を得て
すくすくと育っていくように
子どもたちも多くの体験をもって
その根を太く長くしていく。

そんな活動の機会を今後も
一つ一つ大事に作っていきたいと思います。
秋にはいざ『イネかり合戦』です。

■当日の様子をもっと見たい方はコチラ↓


■付録写真

f:id:yori-cafe:20160516165042j:plain

f:id:yori-cafe:20160516165141j:plain
↑ 旨さに空っぽの土鍋たち

f:id:yori-cafe:20160516165230j:plain
↑ あまりの旨さにそり返る紙皿

f:id:yori-cafe:20160516165409j:plain
↑ 家主自慢のソーラーフードドライヤー

f:id:yori-cafe:20160516165701j:plain
↑ 延々と池に石を投げこむ子どもたち/100投目

 

はじめてのテント

いよいよ明日は田植え。
その準備も、カフェの片付けも
落ち着いた夕暮れに、ふと思う。
「そう言えば、テント張れるかな?」と。

確かに最後に張ったのは昨年夏。
ただ一人ですべてをした経験はない。
ちょっと不安に。

と言うことで、、、さっそく狭い店内で
はじめての「ひとりテント張り」開始!
取扱説明書を片手に組み立ててみる。
さすが最新の一流メーカーのものは
かなり張りやすい。
フレームも少しの力で反応よく伸びる。

f:id:yori-cafe:20160513235605j:plain

約30分で完成。
次は半分ぐらいの時間でいけそうな感じです。
片付けもスムーズにあっという間に
レゴBOXほどのコンパクトさに。

f:id:yori-cafe:20160513235745j:plain

ただ、、、
田んぼ横にこんなにスペースがないことだけが
気がかりで仕方ありません。

いざ淡河へ

休業の最終日の午後は
ドライブがてらに、いざ淡河町へ。
土曜にと迫った米作り体験演習
下見と最終打ち合せに行ってきました。

のどかな風景。
35名の親子を待ち構える田。
心落ち着く古民家の軒下。

準備は万端です。
雨男の店主にも負けず、晴れの予想。
(ちなみに今日の保育園の親子遠足は、、雨天中止)
あとは泥にダイブする勇気のみ。

f:id:yori-cafe:20160513025116j:plain

f:id:yori-cafe:20160513025149j:plain

□事後アンケート(ご参加された皆さまへ)
https://ws.formzu.net/sfgen/S31393784/